公開日 2013年12月17日
更新日 2019年02月27日
回答
ご意見等要旨
今後の公共施設の在り方に関する基本方針に基づく「各施設の今後の方向性」について、市立はこだて幼稚園が検討を要する施設として取り上げられたことを聴いた。
市立はこだて幼稚園の果たす役割は大変大きい。就学前の大変重要な時期に、教育理念の確立した教員に指導を受けられる環境を無くしてしまって良いのだろうか。街の未来を考えるに当たり、教育機関のベースとして就学前の公立教育機関を充実させ存続させることは、函館にとって大切なことだと考える。
教育機関を考える前に、市職員の削減や、人事院に係わりなく市内中小企業の給与レベルに合わせた給与体制改革、税収に伴った賞与の削減など、まだまだ簡単に着手できることが山積しているように思う。教育の予算を減らすことは最後の最後でよいのではないだろうか。
市の回答
市立はこだて幼稚園は、幼稚園教育要領の趣旨を踏まえた教育実践を行うとともに、研究大会等における公開教育・研究発表を通じて、望ましい保育のあり方などを示してきたところですが、近年市内の幼児数の減少に伴い、定員を割り続けており、将来の園児数の動向を見ながら、今後のあり方を検討しているものです。
なお、これとは別に、現在国では、小学校就学前の子どもに対する教育・保育並びに保護者に対する子育て支援を総合的に提供する子ども・子育て新制度を平成27年4月の制度開始に向け検討しているところであります。
今後の検討については、この新制度の内容を踏まえ、教育・保育の一体的給付のなかで市立幼稚園も検討してまいりたいと考えております。
担当部課名
教育委員会学校教育部学務課
回答月日
平成25年12月17日